この病気は、進行が遅いため、重症化したり、腎不全になって、人工透析が必要になったりする人はそう多くありません。
悪性高血圧の人は例外で、早く治療しないと、腎硬化症が急激に進みますから、早くて数週間で腎臓の機能が失われてしまいます
これを悪性腎硬化症と呼びます。
高血圧の方は、常に心臓が血液を送り出すために、強いポンプの力が必要となっている状態です。
そのために、心臓の筋肉には常に負担がかかっています。
そうすると、心臓の筋肉は、徐々に厚くなっていきます。
これが心肥大と言う病気であり、高血圧を改善せずに、ほっておく人の約半数に見られる病気です。
ここまで来ても、特に障害も症状も出てきませんが、進行すると、その後、心臓がポンプとしての力をなくし、血流が悪化します。
結果、内臓に血液が停滞することになり、種々な障害が出てきます。
息切れ、動博などが最初に現れて、その後は、激しい呼吸困難症状となり、心臓喘息と呼ばれる疾患になります。
また、顔や手足がむくんでくるケースも見られます。
このようなことにならないよう、高血圧を改善することは、心臓病を予防することにも繋がりますね。
以上のように、高血圧を改善もせず、治療もせず、やがて、動脈硬化をすすませてしまうと、かなり危険な疾患を発症することになってしまいます。
高血圧も立派な病気ですから、動脈硬化を引き起こす要因であることを忘れずにいたいですね。
ですから、高血圧の方は、血圧が正常に戻るよう、改善対策をすぐに始めてください。