高血圧 王子様は、そこにいます。

高血圧はもっと評価されていい

初めての方は初めまして、内科女医の初妊娠日記ですいつも閲覧、いいね、コメント等ありがとうございます 昨日の記事の続きです文章が少し長くなっています ※1病的蛋白尿の全てが妊娠高血圧症につながるわけではありません。他の腎臓疾患がたまたま妊娠をきっかけに見つかるということもあります。 妊娠高血圧症とは、昔「妊娠中毒症」と呼ばれていた産科ではとても注意すべき病気です。定義としては、妊娠20週以降から産後12週まで高血圧が見られる方もしくは高血圧に蛋白尿が伴う方になります。 高血圧という病気自体は、「血管に通常以上の負担をかけて徐々にボロボロにしていく病気」なんですね。なので、妊婦さんでなければすぐすぐに高血圧で症状が出るということはあまりないです。※例えば血管がボロボロになった挙句の脳梗塞、心筋梗塞など血管病が現れるといった感じ。だから放っておくと危険には違いないですが ですが、妊婦さんは違います。妊娠中に命に関わる合併症が出る可能性がかなり高まります。例えば漫画に書いている子癇というけいれん発作や常位胎盤早期剥離という胎盤が剥がれる病気HELLP症候群という肝臓や血管が悪くなる病気などです。また、胎児にも命に関わる影響があります。 病気に関しては詳しくは書きませんがとにかく、妊婦さんの高血圧は命に関わるほど危険だということ。そして蛋白尿はそれのスクリーニングと重症度に重要なものだということ。それをしっかり認識して、血圧管理には十分気をつけましょう ちなみに、妊娠蛋白症といって高血圧と関係なく(腎臓病とも関係なく)蛋白1+程度でずっと続く方もいます。その方は、普通の人とリスクはほぼ変わらないとされているので、経過観察になりますでもその時も、ちゃんと血圧管理はしてくださいね ちなみにリスクの高い方は母体年齢≧35歳(特に40歳以上)高血圧家族歴糖尿病家族歴自分自身が高血圧、糖尿病、肥満多胎妊娠尿路感染症、歯周病などなど…こ、こんなところにも歯周病が… 妊娠高血圧症になりやすい方は特に体重・塩分などに気をつけてできれば自宅でも血圧を測定する癖をつけるくらいでもよいと思います ちょっと怖い書き方をしてしまったかと思いますが、蛋白尿1+が1回出た!というところで怖がる必要はありません妊婦さんにはとてもよくあることです。しっかりと血圧管理ができていれば安心できますので、どうしても不安!という方は薬局などに血圧計は売っているのでご自宅でも測定されるとよいですね(上腕で、朝晩同じ時間帯に測定)    Twitterもよければフォローお願いします  

ポチッとおねがいします

にほんブログ村