高血圧症によって動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まることはよく知られています。
ただ、この高血圧症には2種類あることをご存知でしょうか。
二次性高血圧と本態性高血圧です。
二次性高血圧は別の病気が原因で高血圧になるケースです。
原因となっている病気を治療することで高血圧の症状もなくなります。
一般的に高血圧症と呼ばれているのはもう一つの本態性高血圧のことです。
これは病気が原因ではなく、生活習慣など複数の要因によって引き起こされる症状です。
自分でできる治療として運動や食事改善を指導されることが多いのですが、直接の原因がわかっているわけではなく、疑わしい要因をすべて取り除くことが求められるのです。
つまり、運動だけをすればいいわけではなく、同時に食事改善も行わなければなりません。
ただ、その内容は自分でできる治療と言われるレベルですから、決して難しいことではありません。
長続きしないことが問題となっているのです。
高血圧症を放置しておけばいずれ大きな病気になることがわかっています。
それでも多くの人が放置しているのです。
この現状を何とかするために、たくさんの情報が提供されています。
高血圧症がどれだけ恐ろしい結果を招くことになるのかを説明しているパンフレットを読んだことがあるでしょう。
ただ、それを読んでもなんとも感じない人が少なくありません。
他人事と思ってしまうのです。
自分がそのような病気になるはずがないという根拠のない意識が働くのでしょう。
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